「夏は汗をたくさんかくから自然と痩せる」と思っていませんか?実は、夏は体重が増えやすい季節でもあります。「食欲はないのに体重だけ増えた」「お腹まわりが気になる」という方は、夏特有の生活習慣が影響しているかもしれません。
◉冷たいものの摂り過ぎ

冷たい飲み物やアイス、そうめんなどが続くと胃腸が冷え、消化機能が低下しやすくなります。すると代謝も落ちやすくなり、体に余分な水分や老廃物をため込み、浮腫みの原因にもなります。
◉糖分の摂り過ぎ

スポーツドリンクや炭酸飲料、アイスには意外と多くの糖分が含まれています。汗をかく季節だからと何気なく飲んでいると、気づかないうちにカロリーオーバーになることもあります。
◉活動量の低下

暑さを避けて外出が減り、歩く距離や活動量が少なくなると、消費エネルギーは自然と減ってしまいます。さらに筋肉を使う機会が減ることで代謝も落ちやすくなります。
近年は40℃近い危険な暑さになる日も珍しくありません。「不要不急の外出は控えましょう」と呼びかけられるほどで、ウォーキングや買い物に出かける機会が減り、知らず知らずのうちに一日の活動量が落ちています。
消費エネルギーが減れば、食事量が変わらなくても体重は増えやすくなります。
だからといって、炎天下で無理に運動する必要はありません。
早朝や夕方など比較的涼しい時間帯に20〜30分歩くだけでも十分です。また、暑い日は自宅でストレッチやスクワット、ラジオ体操など、エアコンの効いた室内で体を動かすことも立派な運動です。
◉家事を「運動」と考える

掃除機をかける、床を拭く、窓を磨く、洗濯物を干す、片付けをするなど、日常の家事も立派な身体活動です。「今日は運動できなかった」ではなく、「今日は家の中でしっかり動けた」と考えるだけでも、活動量を維持する意識につながります。
また、暑さによる寝苦しさで睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れ、甘いものや脂っこいものを欲しやすくなることも、夏太りの一因です。
夏を元気に過ごすポイントは、激しい運動を頑張ることではなく、座っている時間を減らし、少しでも体を動かす時間を増やすこと。毎日の小さな積み重ねが、夏太りや体力低下の予防につながります。
また、食べないダイエットではなく、筋肉を維持し、代謝を保つ生活が大切です。
夏の過ごし方を少し見直して、季節の変化を楽しめる身体に整えていきましょう。



