店舗概要
| 店名 | 鮓雄介 |
|---|---|
| 住所 | 大阪市中央区鎗屋町1丁目4−4 女将まちB区画 |
| アクセス | 地下鉄谷町線谷町4丁目駅 徒歩5分 |
| 電話 | 070-6920-0055 |
| 営業時間 | ■ランチ 12:00~14:00 ■ディナー 18:00~22:00 (18:00~/20:00~の二部制) |
| 定休日 | 月曜日 |
| URL | https://sushi-yusuke55.com/ |
| SNS | インスタグラム X |
谷町四丁目駅から歩いて5分ほどに、白い暖簾が揺れる「鮓雄介(すしゆうすけ)」があります。
黒い外壁に店名の看板が凛と映え、思わず背筋が伸びるような佇まい。扉を開けると、白木のカウンターがまっすぐに伸び、カウンターの席は6つ
ランチは松・竹・梅の3種類が揃っており、今回は「梅」(1,980円)を注文しました。内容は 魚汁・先付・握り6貫・巻物 という構成で、昼にいただく鮨としてちょうどよい満足感があります。
先付で口をやさしく整えたあと、そのあと、一貫ずつ握りが目の前に運ばれていきます。

マグロはしっとりとした質感で、噛むほどに旨みがふわりと広がる上品な味わいで、アオリイカは細かな包丁が施されており、舌の上でとろんとほどけるようなやわらかさが印象的です。
そして、コハダは軽やかな酸味がすっと立ち、握りの流れに心地よいアクセントを添えてくれます。

そして、握りを数貫いただいた頃に提供される、しじみの汁。
湯気とともに漂うしじみの香りが心地よく、ひと口飲むと体の奥までじんわり染みる深い旨みがあります。
握りの合間に挟むことで口の中が整い、また新鮮な気持ちでお寿司を味わうことができました。

その後のお寿司も変わらずおいしく、箸が自然と進みます。
鯛は淡くやさしい香りとともに旨みがじんわり広がり、シマアジはほどよく脂がのり、噛むほどに豊かな風味が膨らんでいきます。
ヒラマサは清らかで軽やかな旨みがあり、握りの流れを穏やかに締めくくってくれる一貫でした。
産地から丁寧に選び抜かれた新鮮なネタと、赤酢の香りがほのかに広がるやわらかなシャリ。その組み合わせは重たさがなく、最後まで食べ疲れを感じさせない心地よいバランスです。

締めの巻物は、海苔がぱりっと香ばしく、たくあんの歯ざわりが軽やか。すっきりと美しい後味が残りました。
鮓雄介では、一貫ずつ握りたてが穏やかなテンポで運ばれ、その自然なリズムが心を静かに満たしていきます。谷町四丁目で、落ち着いた空間で丁寧な鮨を味わいたい日に、そっと足を運びたくなる一軒です。
谷町四丁目で、落ち着いた空間でお寿司をじっくり味わいたい日には、ぜひ訪れてみてください。



