デスクワークが続くと「なんだか呼吸が浅い…」と感じることはありませんか?
実はその浅い呼吸、放っておくと
・太りやすさ
・自律神経の乱れ
・睡眠時無呼吸症候群
につながることがあります。
浅い呼吸が招く体調不良

酸素不足で代謝ダウン
浅い呼吸は体に取り込む酸素が減り、脂肪燃焼やエネルギー産生が効率低下 → 太りやすくなる。
自律神経の乱れ
呼吸が浅い=交感神経優位になりやすく、イライラや緊張感が強まりやすい。
脳への酸素不足
酸素が不足すると集中力や気分も落ち込みやすい。
いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)
男性に多い「いびき・無呼吸候群」にも注意
酸素不足で疲労感が抜けない
睡眠中に呼吸が止まることで酸素が足りず、朝起きても疲労が残る。
生活習慣病リスクが上昇
高血圧・糖尿病・肥満と深く関わり、放置すると心筋梗塞や脳卒中のリスクも。
睡眠時無呼吸症候群が心配な方はチェックしてみよう

- 家族や同僚から「いびきが大きい」と言われる
- 日中強い眠気に襲われる
- 夜中に息苦しくて目が覚めることがある
→これらが当てはまる場合は、専門医への相談をおすすめします。
今日からできる予防習慣

姿勢を整える
猫背だと肺が広がらず呼吸が浅くなる。デスクでは背筋を伸ばし、胸を軽く開く。
1日3回「深呼吸タイム」
朝・昼・夜に30秒、鼻から吸って口からゆっくり吐く。副交感神経が働きリラックス。
歩くときに呼吸を意識
歩数に合わせて吸う・吐くをゆっくり繰り返すと呼吸筋が自然に鍛えられる。
ストレッチや肩回し
首・肩まわりの緊張をほぐすと胸が広がり、呼吸がしやすくなる。
睡眠時無呼吸症候群の方はこちらも!

- 寝る前の飲酒を控える(アルコールは呼吸を弱める)
- 枕の高さを調整し、気道を確保する
- 適度な運動で体重管理をする
まとめ

呼吸は一生続く「自分へのメンテナンスツール」
気づいた時に深呼吸を取り入れるだけで、仕事のパフォーマンスアップや気分の安定にもつながります。
「最近ちょっと疲れやすいな…」と感じたら、まずはゆ〜っくりと深呼吸から整えてみましょう。
オススメは軽い有酸素運動(ウォーキングやゆっくりペースのジョギング)です。
適度な運動で血流を良くすることで疲労感も軽減できます。
※呼吸器系で心配な点がある人、何をしても改善が見られない方は放っておかずに専門機関への受診がオススメです。