「curry bar nidomi（ニドミ）」 ひと口で落ちる、沼るスパイスカレー。

店舗概要

谷町四丁目の静かな通りを歩いていると、ふわっとスパイスの良い香りが漂ってきます。その先にあるのが「curry bar nidomi」。ビルの2階にひっそりと佇むお店は、昼はスパイスカレー専門店、夜はカレーとお酒を楽しむバーとして営業しており、時間帯によって違う表情を見せてくれます。控えめな照明と落ち着いた空気が心地よく、常連さんとスタッフの会話が自然と交わされるあたり、愛されるお店であることが伝わってきます。食べログ百名店にも選ばれている実力派ながら、肩肘を張らずに過ごせる“大人の隠れ家”のような空間です。

店内はカウンター席もあり、一人でさっと立ち寄るにもぴったりです。もちろん友人とゆっくりランチを楽しむのも良く、夜はお酒とカレーでしっとり過ごす“大人時間”にも向いています。谷町四丁目駅・堺筋本町駅からどちらも徒歩5分とアクセスも良好で、ランチにもディナーにも気軽に行けるのが魅力です。

今回いただいたのは、nidomiの定番人気メニュー「混盛（こんもり）」。日本米にA＋Bの2種の本日のカレー、日替わりのスリランカ風総菜3種、ヤミツキチリペースト、パパダンがのった、まさに“全部おいしいとこ取り”のプレートです。まず目を奪われるのは鮮やかな盛りつけ。お皿の上に小さな世界が広がったようで、どこから食べようか迷ってしまいます。

この日のAカレーは、ラージャスタン風ポークカレーにリンジのバジというサクサクのフライが添えられた一皿。スパイスの重なりがしっかり感じられる奥深い味わいで、噛むたびに旨みがじわっと広がります。Bカレーは、親鶏ミンチのスパイスキーマと、きのこのコルマ風クリームカレー。香りの良いスパイスにクリーミーな旨みがやさしく寄り添い、重すぎず軽すぎず、ちょうど良いバランスです。

一口ごとに違うおいしさが広がり、気づけば夢中で食べ進めていました。今回はドリンクセットでラッシーを注文。スパイスカレーにもとても相性が良く程よい甘さで、スパイスの余韻をやさしく包んでくれます。

スパイスの香りに誘われて、一度足を踏み入れれば忘れられない一皿に出会えるはずです。
ぜひ足を運んでみてください。